小正月
お正月といえば、年明けすぐの、三が日を思い浮かべますよね。
でも「小正月」は、1月15日頃を中心にした行事。
実は、お正月の締めくくりとして、昔から大切にされてきた日なんだそうです。
どんな意味があるのか調べてみたら、意外と知らないことだらけでした。
小正月とは
小正月は、1月15日を中心にした行事です。
大正月(1月1日〜7日頃)の後に行われます。
農村部では、「田の神様」を祀る意味が、込められているとか。
また、家庭の女性が、ゆっくり休める日としても知られているそうです。
そのため、「女正月」と呼ばれることもあるそうです。
小正月に行われる伝統行事
1. どんど焼き
地域によっては、小正月の日に「どんど焼き」という行事を行います。
正月飾りやお守りを燃やして、その煙で、無病息災を願います。
また、燃えた火で焼いた、お餅やお団子を食べると、健康に良いらしいです。
2. 小豆粥を食べる
小正月には「小豆粥」を食べる習慣があるそうです。
小豆の赤い色が、邪気を払うと信じられているそうです。
家族の健康を願う意味が込められています。
甘いものではなく、塩味が基本で、意外と素朴な味わいが魅力的です。
|
3. お年玉の代わりに繭玉飾り
昔は、農家の家庭で「繭玉飾り」を作ったそうです。
これを神棚や玄関に飾って、豊作を願ったとか。
今では、見る機会が少ないですよね。
でも、手作りの温かみがあって、なんだか心が和みますね。
小正月の現代的な楽しみ方
昔ながらの行事を、そのまま再現するのは難しいですよね。
でも、小正月を、現代風に楽しむアイデアもあるみたいです。
- どんど焼き風キャンドル: 庭やベランダでキャンドルを灯しながら、ゆったりした時間を過ごす。
- 小豆粥アレンジ: 小豆粥を作り、トッピングにチーズやオリーブオイルを加えて洋風にアレンジする。
- 小さな正月パーティー: 家族や友人と新年の目標を語り合いながら、軽い食事会を楽しむ。
小正月は、年明けの喧騒が落ち着いた後に、家族でゆっくりと過ごせる、大切な時間だと感じました。