米不足 本当の理由
最近、スーパーでも、お米の売り切れが減ってきたようです。
流通が戻ってきたのでしょうか。
少し、ホッとしています。
ところで、なぜ、「令和の米騒動」と言われた米不足は、発生したのでしょう。
私なりに、調べてみました。
1. 昨年の高温による不作
昨年の夏は、記録的な猛暑で、お米の生育に影響が出ました。
特に、高温障害により「白未熟粒」と呼ばれる品質低下が発生したそうです。
そのため、商品化できるお米の量が減少したそうです。
2. 外国人観光客の増加と輸出拡大
円安の影響で、外国人観光客が増えたそうです。
日本食の人気も相まって、国内でのお米の消費が増加しました。
さらに、海外へのお米の輸出も増えています。
そのおかげで、国内供給に影響を及ぼしているとのことです。
3. 備蓄需要の増加
8月には、南海トラフ地震の臨時情報が発表されました。
そのおかげで、災害への備えとして、お米を買いだめする動きが広がりました。
また、台風の接近も重なりました。
そのため、備蓄需要が一時的に高まったようです。
4. 報道による不安感の拡大
「米不足」の報道が相次ぎました。
それを受けて、消費者がさらに買いだめを進めたようです。
これによって、悪循環が生まれたと指摘されています。
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