鏡開き
1月の中旬になると「鏡開き」の話題を耳にしますよね。
鏡開きは、お正月に飾った鏡餅を、割って食べる行事です。
それだけではなくて、その背後には、深い意味があることを知りました。
今年はただ食べるだけでなく、少し由来を意識しながら楽しみたいです。
そう思い、鏡開きについて調べてみました!
鏡開きとは
鏡開きは、お正月に神様や仏様にお供えしていた鏡餅を、下げて割ります。
そして、家族みんなでいただく、日本の伝統行事です。
この行事で、神様からの加護や力を、分けてもらうのだそうです。
鏡餅を割る理由
鏡餅は、「切る」のではなく、「割る」という表現を使うことが大切だそうです。
刃物を使うのは、縁起が悪いそうです。
そのため、木槌や手で割るのが一般的です。
餅を「切る」ことが「縁を切る」に通じるためだとか。
運気を大切にする、日本らしい配慮ですよね。
鏡開きの由来
鏡開きには、武家文化が、深く関係しているそうです。
昔の武士たちは、鏡餅を割ることを、「鎧の力」として縁起を担いだそうです。
「開く」という表現には、「末広がり」の意味が込められているとか。
運気が広がることを、願う習慣だったようです。
鏡開きの日程
多くの地域では1月11日に行われます。
※地域によって、日付が少し異なります。
松の内(1月7日まで)を過ぎてから行うのが、習わしらしいです。
鏡開きの楽しみ方
鏡開きといえば、お餅を使った料理を楽しむのが醍醐味です。
1. お雑煮
お正月にも食べるお雑煮は、鏡開きの餅でも、楽しめます。
具材を変えて新しい味を楽しむのも、良いですね。
2. ぜんざい
甘党には、ぜんざいが大人気です。
温かいあんこと、餅の組み合わせが、冬の寒さを吹き飛ばしてくれます。
3. 焼き餅アレンジ
醤油をつけて海苔を巻く、シンプルな焼き餅も、良いです。
チーズやベーコンを乗せて、洋風にアレンジするのも楽しいです。
鏡開きは、ただの食事ではなく、新年の健康や幸せを願う、大切な行事だと知りました。
ただ餅を食べるだけでなく、この行事の背景を、少し意識してみたいです。
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