緑内障 禁忌薬
私は、数年前から、緑内障と診断されています。
定期的に眼科に通って、眼圧を下げる目薬を、継続しています。
今日、緑内障には「使ってはいけない薬(禁忌薬)」があるということを知りました。
私なりに調べて、整理してみました。
緑内障とは?
緑内障は、眼圧(目の中の圧力)が上がることで、視神経が損傷する病気です。
進行すると、視野が狭くなる(見えない箇所が増えていく)病気です。
特に怖いのは、自覚症状が少ないまま進行すること。
気づいた時には、視力が大きく損なわれていることがあります。
禁忌薬とは
緑内障のタイプによって、使うべきではない薬があるようです。
緑内障には、大きく分けて、開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障の2つのタイプがあります。
特に後者では、薬の影響を受けやすいようです。
1. 抗コリン作用を持つ薬
- 代表例: 一部の咳止め薬、鼻炎薬、睡眠薬
- 理由: 抗コリン作用があると、瞳孔が拡張して、眼圧が急激に上昇する可能性があるためです。
主に、閉塞隅角緑内障、または狭隅角の方に禁忌です。
2. 一部の喘息薬やうっ血除去薬
- 代表例: プソイドエフェドリンを含む薬
- 理由: 血管を収縮させる作用が、眼圧に影響する可能性があります。
3. ステロイド薬
- 理由: ステロイドは、眼圧を上昇させることがあるため、注意が必要です。
市販薬でも注意が必要
市販の風邪薬や鼻炎薬の中にも、緑内障患者にとって、リスクのある成分が含まれている場合があります。
パッケージを見ると、
「緑内障の方は服用前に医師または薬剤師に相談してください」
という注意書きが書かれていることがあります。
注意書きは、ちゃんと確認したほうが良いですね。
気をつけるポイント
- 医師に相談する: 処方薬や市販薬を使う前に、必ず医師や薬剤師に、緑内障のことを伝える。
- 成分表示を確認する: 抗コリン作用や、プソイドエフェドリンなどの成分が、含まれていないかチェック。
- 緑内障のタイプを知る: 自分が、開放隅角型なのか、閉塞隅角型なのかを、理解しておく。
他の緑内障の方にも、念のため、話してあげたいなと思います。
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